お盆の仏壇の飾りの意味やいつから飾るのかわかりやすく解説!

年間行事

お盆の仏壇の飾りがよくわからない人へ、来客があっても恥ずかしくない、仏様の供養になるように、お盆の仏壇の飾り方の最低限やるべきことを中心にご紹介します。

親が他界し初めてのお盆だったり、長男のご主人のところにお嫁に行っての最初のお盆だったりするとわからないことだらけですよね。

なので、お盆の飾りはいつ、何を、また飾るものはどうして飾るのか?なんて意味についてや、また、これだけわかれば大丈夫、と言うレベルだけ掘り下げて解説していきます。

もうすぐに準備しないとマズイ!という状態のあなたでも、この記事を読んで、すぐに準備できるようにわかりやすく解説していきます。

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お盆の仏壇の飾り方を実践解説

我が家のやり方を参考事例として取り上げます。結構、お手軽にできる方法だと思うのでおススメです。宗派や信仰に縛りのない方は、参考にしてみてくださいね。

参考事例:埼玉県在住:浄土宗のお寺にお墓がある我が家の場合

埼玉県のお寺にお墓があり、そこに両親が眠っています。8月13日に車でお迎えに行きますので、 その前日の8月12日飾りの準備を終わらせます。

お花は、直前よりもその前の日(8月11日)に買って、バケツにお水を入れ、その中で先をちょっと切って(水切り)そのままお水につけておくとより長持ちします。

浄土宗式なので、後述するやり方がベースに、状況に合わせて、省略することも増え、やや自己流になっています。

では、ここから我が家の場合のお盆の仏壇の飾り方を具体的にお話していきますね。

※ちなみに、我が家のお盆の飾りの完成に近いイメージのサイズ感はこんな感じ。(もっと地味ですw)


引用:https://www.youtube.com/watch?v=3qQ3yU8exE0

準備するもの
毎年買うモノや一度買えば壊れたり痛んだりするまでは数年使えるものがあります。
毎年買うもの:花(2束:1対の意味)、きゅうり、なす、お供えのもの(果物、おはぎ)
一回買えば長年使う物:盆棚、ゴザ
買い足し必要:ロウソク、線香 など

自分が実家に住んでいる場合、ご主人の親御さんに聞く。兄弟姉妹に聞く。宗派がわかればそれに準ずるのも方法の一つです。

手順
次に手順です。
①ゴザを敷きその上に盆棚を置く。
②仏壇からお位牌とご本尊、仏具一式を取り出し盆棚に置く。
③キュウリとなすに割りばしを指して動物の形にし飾る。
④お花は仏壇用の花器に入れ盆棚エリアの両脇に飾る。
⑤果物やおはぎは器にいれて飾る。

①ゴザを敷きその上に盆棚を置く

ゴザも盆棚も小さくてOK。我が家のものは、横が50㎝、縦がその半分くらいの盆棚とそれがおけるくらいのサイズ(縦横1メール以内)の小さいゴザを敷きます。

本当は、ゴザの上に直接飾るのが本式のようですが、ゴザの上に盆棚を置いて飾る方法にしています。

②仏壇からお位牌(故人の戒名が刻まれたもの)とご本尊(お釈迦様像)と仏具一式を飾る

仏壇からお位牌とご本尊、お線香をあげる時に必要な仏具一式を取り出して、盆棚に並べる。仏壇は扉を完全に閉めます。(浄土宗式)

必要な仏具一式
普段仏壇に揃っているものです。
線香差(せんこうさし)⇒ 未使用の線香を立てて入れておくもの
リン ⇒ お線香に火をつけて手で消し香炉に差し入れた後に「チーン」鳴らすアレです。
火立(ひたて)⇒ ろうそくを立てる仏具
仏飯器(ぶっぱんき)⇒ ごはんをお供えする専用の器
茶湯器(ちゃとうき)⇒ お供えものの水やお茶を入れる蓋つきの器

③キュウリとなすに割りばしを指して動物の形にし飾る

きゅうりとなすはひとつづつ、割りばしを適当な長さに切って、それぞれに4本ずつ差し、足にして飾る。

④お花は仏壇用の花器に入れ飾る

近所のスーパーにお花売り場があると思うので、そこで買います。仏壇用の花束が売っていますので、いつもよりは奮発して予算に応じて豪華な花束をゲットしてみてください。

飾るのは、ゴザの内側でも外側でも構いません。スペースがなければゴザの外側でも大丈夫です。

⑤果物やおはぎは器にいれて飾る

果物やおはぎやその他お菓子などは、それぞれ器に入れて飾る。スペースに余裕があれば、果物は果物、おはぎはおはぎで小さいお皿に、その他のお菓子はお菓子入れに入れて飾って良いです。

画像のように、特大のものである必要はないです。果物は種類は特に決まりはないですが、我が家の場合は、リンゴ、なしブドウ、もも、オレンジ辺りを選ぶことが多いです。(継母任せでしたw)

これで完成です!
後はお迎えに行くだけですね。

お盆の仏壇の飾りはいつからやるもの?エリアや宗派で違うの?

一般的には、菩提寺がお盆をする時期にします。ただし八月盆の地域で七月にやろうとしても、お盆用品が売っていないのが実際です。ですからご自身がやりやすいほうで構わないと思います。厳格なきまりはありません自分がご仏壇を持っている住まいがある地域に合わせましょう。

ちなみに、東京の一部の地域では 7月13日から16日その他ほとんどの地域では8月13日から16日。お盆休みは8月の方に合わせられているのが現在の状況です。

宗派で日程の違いはなさそうですが、お盆の仏壇の飾り方では違いがさまざまありますので、ちょっとご紹介していきます。

お盆の仏壇の飾りを宗派別に解説

ご先祖様の信仰している宗派が何だったのかなんて、わからない場合も多いかと思います。わからない場合は、お寺名でググるとすぐにわかります。(私はお寺名を覚えていたので調べがつきました)

お寺名がわからない場合は、ご主人の親戚に聞いたりして調べましょう。わかっている場合は迷うことなく、たいてい以下の中にあると思いますので、それに従った準備をしてお盆の仏壇を飾ってくださいね。

お盆の仏壇の飾り方 日蓮宗

日蓮宗では、仏壇の両脇に青竹を立てます。
仏壇の前に盆棚を置いて、仏壇の一番上の真ん中に日蓮大聖人像を置いて、奥に曼荼羅(まんだら)をかけます。

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お盆の仏壇の飾り方 曹洞宗

曹洞宗では、一般的に仏壇の前に盆棚を置きます。
お供えの方法は基本形で大丈夫です。 曹洞宗ならでは飾りは、盆棚に白い布を掛けて、オガラで作った7段もしくは13段のハシゴを盆棚と畳(床)の間に架けます。

お盆の仏壇の飾り方 真言宗

真言宗ならでは飾りは、野菜や果物などを含む「精進料理」をお供えします。お供えする果物などは、仏様が食べられるように皮をむいて、一口サイズの大きさに切ってお供えします。
ブドウなどの果物は洗ってお供えします。精進料理の前には仏様の方に向けてでお箸を置きます

お盆の仏壇の飾り方 浄土真宗

浄土真宗は、親鸞聖人(しんらんしょうにん)の教えにより、人は死後の世界では誰もが仏様となり、いつでもどこにでもいらっしゃいます。そのために、お盆の時期だけ家に戻られるということがありません。そのため、新盆を含めお盆の時期に特別なことは一切行いません

お盆の仏壇の飾り方 浄土宗

浄土宗の場合、浄土宗ならではの飾りは、盆棚に真菰(まこも)のゴザを敷くことです。ゴザの上に位牌やご本尊、脇侍、仏器、物飯や野菜、果物を置きます。

また浄土宗で、やってはいけないこととして、個人が好きだったものをお供えすることは良しとしないそうです。

それから、浄土宗の場合、位牌やご本尊を盆棚にお祀りしている間は、仏壇の扉は閉めておきます。

そうは言っても、実家の叔母の家などは、仏壇開けっ放しです(笑 意外と自由ですね、いろいろ。

無宗教や宗派がわからない場合

個人的な話になりますが、私は無宗教ですが、両親のお墓が浄土宗のお寺にあるので今回の参考実践例は浄土宗式の飾りのご紹介になりました。

生前の母も別にコレと言った宗教を信仰していませんでしたし、父はその浄土宗のお寺の息子と幼馴染だったために、今のお墓に入っているといういきさつがあります。つまりは信仰上のことではないんです。

なので本来、故人が他界してしまった以上、その後のことは残されたものがどう守っていくのか、が大切なのではと考えるようになりました。

一方で、仏様のお墓がある地域の近くに住んでいるとか、実家を継いでいる場合には、その地域での習わしに準ずることも大切になってきます。

マンションなど狭くてうまく飾れない場合

ただ、分骨してもらったり、お位牌を分けて作ってもらい、アパートやマンションで個人的に供養する場合には、このしきたりに縛られることはないと思います。

よろしければ、我が家の手軽にできるお盆の仏壇の飾り方を参考にしてみてくださいね。

お盆の仏壇の飾りの意味とは?

お盆の仏壇に飾るお供えもの、飾り方には実はそれぞれ意味があります。意味がわかると、そうやすやすと省略するのが申し訳なくなったりするので、深掘りもほどほどにです。

あまり長々と説明しても覚えきれませんので、大切なポイントとなる話をしていきます。それを覚えておけば、大切なことが抜け落ちることはないはずです。

こも、まこもの敷物

仏壇の前に設置するゴザのことです。実家はこのまこもの敷物(ゴザ)の上に盆棚を置いてました。このゴザである「まこも」は稲の一種とされていて、薬物成分を含む植物です。

昔、お釈迦様が、まこもで病人を治療したと言われていて、浄土からやってくるご先祖さまがを守る(万が一道中病気になってもこれで治せる)という意味も込めてこれがきっかけで使用されるようになったそうです。

精霊馬(せいれいうま)

きゅうりとなすに割りばしを付ける飾りがこれになります。ご先祖さまが浄土からこの世へ来る際に乗ってくると言われています。

「キュウリ=馬 」「なす=牛」に見立てていて、この世へ来るときには急いで馬で走ってきてもらい、帰りはゆっくりと牛に乗って帰ってもらう意味があります。

やってくる初日の13日はドアやふすまのある方から仏壇へ向けて置き、16日である帰りは出ていく方へ向けて置くのが習わしです。

盆提灯(ぼんちょうちん)

ご先祖様が家に帰ってくる際に、迷ったり間違えないようにと目印として飾るのがこの盆提灯です。我が家は母の新盆、父の新盆では飾っていましたが今はかざっておりません。

お供えもの

我が家のように果物、おはぎ、来客の方からのお菓子などを飾る場合もあれば、 精進料理を飾る宗派もあります。にぎやかに飾り付けをしてご先祖様を迎え一緒に過ごすのがお盆というわけですね。

16日を過ぎた後は、片づけます。食べ物はご先祖様とこの世の住人である私たちで分けるのです。ご先祖様はもういただいたはずなので、残りはこの世の私たちでありがたくいただきましょう。

まとめ:基本のお盆の仏壇の飾りを継承しつつ宗派にこだわるなどできることをやればOK

お盆の仏壇の飾りは、浄土からこの世へやってくるご先祖様を迎えるためにいつもより華やかにするためのものです。

まずはお盆の仏壇の飾りを整えてから、お墓へご先祖さまの霊をお迎えに行くという流れです。宗派によっては、お迎え、お見送りはありません。

浄土宗である、我が家は、生前の父と私は一緒に、お迎えとお見送りの両方やっていました。

父の再婚後は継母と二人でしばらくそれが続き、父が死んでからは、継母が一人で行ったり、私もお盆に里帰りできれば一緒に行きます。

今は継母が車に乗れなくなったので提灯は現在はやめています。お見送りも今は省略し、お迎えだけ行きます。

このように、お墓が遠くにあったり交通の便が悪いところにあったり、仏壇を飾っても来客がない場合もあるかもしれません。それでも、ご先祖さまをちゃんと供養したいという気持ちが大切です。

そもそも仏教は宗派が多く分かれてしまったり、日本人が信仰に厚いというよりも、そういった古い習わしを大切にする民族であるところからこうして今も伝統的な習わしが受け継がれているのです。

だから、実際にはお寺の住職さんですら、本当の正解を知らない場合も多々あります。仏教の宗派も多岐に渡りすぎるからです。

世間で言われる話も、どの話が本当なのか、いい加減なのか、わからないのが現状なのです。

ですから、ある意味儀式的なことで、コレが絶対的に正解、というものはないと言っても言い過ぎではないと思います。死後の世界の各自のとらえ方で、継承の仕方も変わってくるでしょう。

我が家の場合は、お墓も用意し、そこに入った両親のためにも、私が生きているうちはこの習わしをなくさないようにしたいなと思っています。

現に、実家では、自分たちに状況で、いろいろ省略してますが、今のところ、不吉なことが起こったり、罰があっている感じはしません。

仏様(ご先祖様)を大切にする気持ちがなによりも大切だってことですね。

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